放課後児童クラブとは、保護者が仕事などで家庭にいない子どもたちのために、学校の授業終了後に子供の遊びや生活の場を提供する場所の事を言います。

名称は地域によって違い、学童クラブ・学童保育所・児童育成館などとも呼ばれています。

仕事と子育ての両立をしている家庭にとって、放課後児童クラブの存在は貴重です。子どもが小学校入学後に母親が職場復帰をするケースも多いため、申し込みが殺到して小学生の待機児童が発生するほどの需要が出ている地域もあります。

 

厚生労働省は、放課後児童健全育成事業について、下記の事業を行うと定めています。

  • 放課後児童の健康管理、安全確保、情緒の安定
  • 遊びの活動への意欲と態度の形成
  • 遊びを通しての自主性、社会性、創造性を培うこと
  • 放課後児童の遊びの活動状況の把握と家庭への連絡
  • 家庭や地域での遊びの環境づくりへの支援
  • その他放課後児童の健全育成上必要な活動

 

放課後児童クラブの開設も急がれる学童保育の現在

 

現在、保育園の待機児童問題や保育士不足ばかりが取り上げられていますが、前述で解説したように、実は放課後児童クラブの受け入れ枠も問題になっており、新規開設を急がれています。

そこで、国は基準を改定し、市町村の公有財産である学校の余った教室などを貸し付けて事業を促進させるようになりました。

これまではNPO法人や父母会などの自主的な学童保育の運営や、自治体の直営の学童保育が多かったのですが、学童保育に対する要望の多様化や、待機児童が発生するほどニーズがある現状から、民間企業の参入も増加しています。

 

そして、今まで学童保育は10歳未満の留守家庭の子供が対象でしたが、新制度施工後は、小学校に就学している児童に改定。

留守中に子供を1人にすることを不安に思っていた保護者や、登下校の安全面から不満が募っていた小学校高学年の子供を持つ世帯に対しても、学童保育を気軽に利用できるように政策を勧めています。

 

「保育士が苦しいのは当たり前」な時代はもう終わったって知ってます?保育士も二極化の時代に乗り遅れるな!

これまで「保育士が[キツイ・汚い・安い]の三重苦の仕事なのは当たり前」と見られる風潮がありましたが、すでに保育業界も二極化の時代に突入しています。

もう少し詳しく言うと、「辛くて給料安いのは当たり前だから」と当然のように保育士の待遇が悪いままにしている保育施設と、「働く環境を整えなければ、将来のための良い保育も出来ないし、保育士も育たない!」と考え、積極的に待遇改善へと動く事業者に分かれてきているのです。

保育園も、内外両方から見て魅力ある「本物の保育所」だけが選ばれる時代がやってきているのです。

この流れは今後ますます強くなっていくことは明白です。

つまり、あなたが今、自分の待遇や職場環境に大きな不満があっても、その場にとどまり続けていては、苦しい状況はずっと続くのです。

一方で、就職で良い職場に入れた保育士さんや、自分に合う保育所を探している人には、明るい未来を掴み取る可能性があります。

 

もし、あなたが今の環境に不満を持っていたり、これから保育士になろうと考えているのであれば、真剣に自分にマッチした保育士求人を探してみてはいかがでしょうか?

他の保育所に転職して、余裕を持って働いている保育士さんも大勢います。

あなたのちょっとした行動一つが、あなた自身の人生を大きく変えるキッカケとなるかもしれません。

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