こどもの森は、創業25年以上の歴史を持つ、保育サービス業界の中では比較的老舗に分類される大手保育サービス企業です。
同じく業界大手で保育のコンサルタントや保育用品の販売までを行うJPホールディングスの保育事業とは異なり、こどもの森は現在も認可保育園・認証保育園といった「施設型保育」に注力した経営が最大の特徴です。
こどもの森の特徴 法人取引は行わない、こどもの森の経営
こどもの森は、東京では初めての企業で作られた認可保育園を開設した歴史を持つ、企業立保育所の先駆者的存在です。
1992年に創業して以来、安定して事業を拡大し続けてきました。
そして、冒頭でも少し触れましたが、こどもの森は法人への保育事業のコンサルタントなどは行わず、大手ではありつつも認可保育所・認証保育所といった施設型保育をメインに展開し続けています。
そのため、こどもの森は事業所内保育所や院内保育所の運営は行っていません。
こどもの森は、今も個人の保護者の子供を預かることにこだわり続けています。
こどもの森の特徴 地域密着で保守的だが、保育士の育成には積極的な面も
こどもの森の特徴として、以下の考え方を指針に地域密着の保育を目標に展開を続けています。
- 見守る保育 子供の違いを認め、それに寄り添い見守ります。
- 環境による保育 子供が自発的に活動でき、安心感と落ち着きのある環境を用意します。
- 経験の保育 自然や社会を通した様々な経験により、より良い発達を促します。
そして、地域密着で認可保育所にこだわる保守的な姿勢を貫く一方で、海外への保育園視察を含めて年間で約80回もの保育研修を行うなど、保育士の育成にも力を入れている姿勢が見受けられます。
これには、こどもの森の社長が
「良い保育園に入った人は、良い保育士になれる」
「自分の子供を入園させたい!と思えるような会社を目指す」
「一人前の保育士を育てる」
と発言している点からも分かるように、社長自ら保育士の育成を重要な要素だと考えていることからも理解できます。
こどもの森の企業理念
『子育てしやすい社会に変えていきます』
1. 質のよい保育を実施します
第三者評価にて常に高い評価を獲得2. 使いやすい保育サービスを提供します
延長保育や一時保育等の実績多数3. 子育て家庭を支援します
子育て支援事業の実施、保育資源の地域への開放・提供4. 待機児童を解消します
新規開園による待機児童の減少5. 財政負担を軽減します
民間ノウハウを最大限活かした経費節減(子供の森ホームページより url:http://www.kodomonomori.co.jp/company/greeting.php)
「保育士が苦しいのは当たり前」な時代はもう終わったって知ってます?保育士も二極化の時代に乗り遅れるな!
これまで「保育士が[キツイ・汚い・安い]の三重苦の仕事なのは当たり前」と見られる風潮がありましたが、すでに保育業界も二極化の時代に突入しています。
もう少し詳しく言うと、「辛くて給料安いのは当たり前だから」と当然のように保育士の待遇が悪いままにしている保育施設と、「働く環境を整えなければ、将来のための良い保育も出来ないし、保育士も育たない!」と考え、積極的に待遇改善へと動く事業者に分かれてきているのです。
保育園も、内外両方から見て魅力ある「本物の保育所」だけが選ばれる時代がやってきているのです。
この流れは今後ますます強くなっていくことは明白です。
つまり、あなたが今、自分の待遇や職場環境に大きな不満があっても、その場にとどまり続けていては、苦しい状況はずっと続くのです。
一方で、就職で良い職場に入れた保育士さんや、自分に合う保育所を探している人には、明るい未来を掴み取る可能性があります。
もし、あなたが今の環境に不満を持っていたり、これから保育士になろうと考えているのであれば、真剣に自分にマッチした保育士求人を探してみてはいかがでしょうか?
他の保育所に転職して、余裕を持って働いている保育士さんも大勢います。
あなたのちょっとした行動一つが、あなた自身の人生を大きく変えるキッカケとなるかもしれません。
保育士求人の現状と転職業界の真実(現役保育者・保育士になりたい人へ)