グローバルグループは、2006年に創業した、規模の大きさの割には比較的新しい保育サービス企業です。

施設数は2017年時点で128施設で、毎年順調に施設数を増やしている成長企業でもあります。

グローバルグループ自体は、保育事業を運営するグローバルキッズの経営管理や新規事業についての業務を行っています。

 

保育事業に関しては、施設型保育所が全体の約7割を占めていて、展開エリアも東京都と神奈川県が9割と、首都圏に徹底的に集中して力をつけている企業です。

保育所は、認可保育所(または東京都の認証保育所)の開設を積極的に行っています。

 

グローバルグループの保育園の特徴 グローバルキッズは専門家が集うチーム保育が特徴

 

グローバルグループの中核であるグローバルキッズが主に保育事業の運営に当たっていますが、グローバルキッズでは、保育士・栄養士・看護師・事務員とそれぞれの専門家が一つのチームとなって保育を運営する「チーム保育」を行っています。

また、保育環境においても独自の指針を「生」「食」「清」「心」「遊」「学」「人」の言葉に当てはめているのが特徴です。

具体的には、以下のような指針になっています。

・「生」

「生活」はすべての土台です。

ここは、子ども達にとって「第2の家庭」です。遊びや食事をはじめ着替え、手洗い、歯磨きなど、どれをとっても一つひとつが大切な生活シーンになっています。

規則正しい「生活」と良習慣が身に付いた「日常」、健やかな成長を支える環境づくりにはどちらも欠かせません。私たちは一人ひとりの子どものペースに合わせた生活サポートを心がけています。

・「食」

食べることを楽しみ、
感謝する気持ちを育む。

食に関わる体験の積み重ねが、食べることを楽しむ環境づくりにつながっています。また、食事の前はお部屋を片付ける、机を拭く、手を洗う、座って待つ、など、きちんとした「生活」の流れの中で「食事」が意識出来るよう働きかけています。

旬の食材や身近な野菜についてみんなで話し合う機会も多く設け、「食べ物」への興味喚起促進や、食事を作って下さる方々への感謝の気持ちを大切にしています。

また、幼児期はそれぞれ食べるペースが違うので、それも個性と捉え、食事の時間は子ども達をグループ分けするなど、保育士の目が届くよう配慮しています。

・「清」

居心地のよさ、
それは清潔な環境から。

汚さない、散らかさないということではなく、思い切り遊んで思い切り楽しんだらきちんと片付ける、みんなが気持ちよく生活できるための環境をきちんと整える。「清潔」であることに心地よさを感じることは良習慣が身に付いていく大事な一歩です。

また、園内では衛生管理を徹底し、健康に集団生活が送れるよう最大限の配慮を行っています。

・「心」

なによりも、
「心」をみつめる保育。

私たちは保育のプロとして、単なる見守りだけの保育ではなく、子どもの「心」をみつめ一人ひとりに寄り添う保育を実践しています。

自分の気持ちや状態をまだうまく相手に伝えられない子どもでも、こちらからの言葉がけや、その日の様子や行動から気持ちを汲み取ってあげることは十分可能です。また、ときには優しく包み込んであげることで子どもは安心し、保育士との良好な信頼関係を築きあげていきます。

・「遊」

遊ぶ、ではなく「遊びこむ」。
与える、ではなく「作り出す」。

保育士が用意したもので遊ぶ、飽きたらまた次のものを出してもらう、このような受け身の遊びを本当の「遊び」だと私たちは考えていません。
子どもの心を満たし、心身の成長に繋がる遊びには「想像力」「集中力」そしてなにより「主体性」をもって遊びこむことが大事です。

例えば、電車遊びでは既存の線路に加え床中にテープで線路を描いてダイナミックに遊んだり、廃材を再利用しておもちゃを作ったり、教室だけでなく時には廊下だって立派な遊び場に変身させてしまう。このような光景はグローバルキッズの日常です。
私たちは、モノや場所にとらわれない、ワクワクするような遊びの環境づくりを大切にしています。

・「学」

自ら学ぶ。感じて学ぶ。

体験や経験を通じて自ら感じ、考えることは子どもの心を豊かにしてくれます。遊びの中での発見や気づきこそが子どもにとって最も重要な学びです。

お散歩で階段を上るときは「いち、に、さん、し、・・」と一緒に数を数えたり、何日もかけてひとつの作品づくりを一緒に頑張ったり、みんなで愛情かけて植物を育てながら季節を感じたり。外遊びやお散歩では積極的に自然に触れ、生活に溶け込んだ中での学びの環境づくりを心がけています。

偏った早期教育のような「知識の詰め込み」ではなく、幼児期にふさわしい「生活」を土台とした上での「学び」だからこそ、子どもたちも興味や関心を持って主体的に取り組んでいます。

・「人」

人とつながる、社会とつながる、
未来へつながる。

同年齢の子ども同士での交わりはもちろん、異年齢同士で遊んだり、保護者や地域の方たちと交流したり、グローバルキッズでは「ひと」と「ひと」とのつながりを大切にしています。

人を思いやる気持ちや感謝の気持ちは人とのつながりの中で育まれ、その中でしっかりと根をはるように心が育った子どもはグローバルキッズを巣立っていってからもしっかりと社会とつながり、ひいては輝いた未来へとつながっていきます。

(参考:グローバルキッズホームページより url:http://www.gkids.co.jp/childcare/seven/seven04.html)

 

グローバルキッズとは違う株式会社「ろく」 新たな保育園の誕生

 

グローバルグループでは、グローバルキッズの保育園とは別に、新たな保育園として「ろく」という名の認可・認証保育所が開設されています。

「ろく」は、これまでの戦略と同じく、東京都中心の開設を行っていますが、昔ながらの和の心や伝統文化がコンセプトになっています。

「この国に生まれた喜びと生きる力を豊かに育てていきたい」という想いで作られており、よりきめ細やかな保育を心がけているといいます。

大手の総合保育サービス事業とは一線を画す経営戦略、今後のグローバルグループの動きにも期待と注目が集まりそうです。

 

「保育士が苦しいのは当たり前」な時代はもう終わったって知ってます?保育士も二極化の時代に乗り遅れるな!

これまで「保育士が[キツイ・汚い・安い]の三重苦の仕事なのは当たり前」と見られる風潮がありましたが、すでに保育業界も二極化の時代に突入しています。

もう少し詳しく言うと、「辛くて給料安いのは当たり前だから」と当然のように保育士の待遇が悪いままにしている保育施設と、「働く環境を整えなければ、将来のための良い保育も出来ないし、保育士も育たない!」と考え、積極的に待遇改善へと動く事業者に分かれてきているのです。

保育園も、内外両方から見て魅力ある「本物の保育所」だけが選ばれる時代がやってきているのです。

この流れは今後ますます強くなっていくことは明白です。

つまり、あなたが今、自分の待遇や職場環境に大きな不満があっても、その場にとどまり続けていては、苦しい状況はずっと続くのです。

一方で、就職で良い職場に入れた保育士さんや、自分に合う保育所を探している人には、明るい未来を掴み取る可能性があります。

 

もし、あなたが今の環境に不満を持っていたり、これから保育士になろうと考えているのであれば、真剣に自分にマッチした保育士求人を探してみてはいかがでしょうか?

他の保育所に転職して、余裕を持って働いている保育士さんも大勢います。

あなたのちょっとした行動一つが、あなた自身の人生を大きく変えるキッカケとなるかもしれません。

保育士求人の現状と転職業界の真実(現役保育者・保育士になりたい人へ)

「ブランクあるけど保育士に復職したい!保育園復帰の悩みと再就職事情」

「保育士求人の探し方のコツ 保育士求人サイトの使い方」

「待遇の良い保育所とは?ブラック保育園との違いを比較」

 

保育士求人事情 ~あなたに合った保育園・子ども園を見つけるために必要なこと~