「気難しい先輩保育士さんたちとどうやって上手くやっていったらよいか分からない・・・。」

「意地悪な先輩と同僚がグループを作って、仕事がやりづらい・・・。」

「園長先生が全く私の事を評価してくれない!現場を何も見てない!」

 

 

男性保育士も増えてきたとはいえ、今も保育園内は女の園であるのが通常です。

そんな職場だからこそ起こる問題が、女同士の汚い争いです。

 

実際にある企業が行った「女性ばかりの職場に入って精神的ストレスを感じたか?」というアンケートに対して「はい」と答えた人は100%という結果が出ていました。

(参考:人間関係に悩む保育士 保育園内のいじめと職場環境の上下関係が辛い

 

「それじゃあ、特別気の強い人や、世渡り上手な人じゃないと保育園ではやっていけないの?」

 

 

確かに、気の強い人や世渡り上手な人は、人と関わる保育のような業界ではうってつけと言えるでしょう。

しかし、だからと言って、それら特別な人だけが社会で生き残れると言われれば、そうではありません。

自分の行動を見直し、自ら改善へと行動できれば、自分を取り巻く状況はどんどん変わっていくはずです

 

 

それでは、保育園での対人関係が上手くいかない時、何を気をつければよいのか?

どんな行動、どのような方法を実践すればよいのか?

保育園内の人間関係に悩む人の対策について、コミュニケーションの取り方編と、先輩・同僚・後輩によくいる保育士の性格タイプ編に分けてまとめました。

 

保育園内の対人関係に悩む前に 自分の行動を振り返っていますか?

「私だけメチャクチャ悪い態度で接してきて、何なのよあの人!!」

「あのキツそうな先輩から目の敵みたいな扱いを受けてるけど、そんなことされる覚え全くない!意味わかんない!!」

「わたしって何でいじめられてるのかな・・・?もうイヤッ」

 

 

辛い体験をすると、思わず感情をぶちまけたくなりますが、はじめに心にとめておいてほしい点があります。

それは、「保育園内の対人関係に悩むとき、ストレスを感じた時、あなた自身の行動を振り返っていますか?」という点です。

 

 

こちら側からすれば、何の悪意もなかった行動や発言が、あなたを悩ませる人物に対して「嫌味だ」「ウザいな」と感じさせていることもあります。

人間同士、意思疎通を行う方法としてコミュニケーションを取りますが、ちょっとした勘違いによってすれ違いが生じ、関係にどんどんヒビが入っていくものです。

逆に言えば、ちょっとした言葉遣いやコミュニケーションのポイントを気にかけるだけで、相手から見たあなたの印象を大きく変えることにも繋がります。

 

次にまとめた対策を呼んでいる際に、以前のあなたの言動を思い出してみてください。

 

「あ、わたし、これに当てはまるかも」

「全然意識していなかったから、今度からこれを実践していった方が良いかも。」

 

あなたの過去の過ちを見つけ、それを試行錯誤して正していくことで、あなたを取り巻く職場環境も大きく変わるはずです。

 

保育士同士の対人関係の対策・改善方法 コミュニケーション編

苦手な保育士さんに対して態度に差が出ていないか

 

人は苦手な人を目の前にすると、緊張して目を合わせられなかったり、顔がこわばってしまうことがあります。

苦手な相手から見ると、目を背けられ、まともに取りあってくれないように見えるので、「ちょっと感じ悪いな・・・。」と勘違いしてしまうこともあります。

 

 

他にも、人は苦手意識を持つ人間に対して、目を下に向けてうつむく傾向があります。

同時に表情も元気がなくなるので、それを見た先輩保育士さんや同僚は「やる気がないのか?」と思い違いすることもあります。

顔がこわばっていると、「ムッ」とした表情に見え「睨まれている?」「敵視されている!?」と思われる事態にもつながります。

 

日頃から姿勢や態度・表情が悪くみられないよう、にこやかで明るい対応を心がけましょう。

 

決まった人とだけ仲良くなっていないか

 

ある特定の人物と特別仲良くなる、ということ自体は悪くはありません。

しかし、苦手な相手と話すときとの話し方のトーンや表情の明るさがあまりに違うと、苦手意識を持つ保育士さんの方から

 

「おそらく私とはあまり関わりたくないんだろうな。」

「私のことは嫌いなんだろうな。」

 

と比較・判断されてしまいます。

好きな人と喋るときと、苦手な人としゃべっているときを比べてみて、露骨に態度が変わっていないか気をつけてみましょう。

 

笑顔で明るい会話でコミュニケーションをとる

 

自分から見て「苦手だな」と感じたとき、意外にも苦手な相手もあなたのことを「ちょっと話しかけづらいな」と感じています。

苦手だと感じる人ほど、双方勝手にお互いの事を誤解して、関係に隙間が生じてくるものです。

 

 

そこで、あまり会話をしたことがない人とも、積極的に会話をしてみることは非常におすすめです。

前もってコミュニケーションを取って関係を築くことで、今後誤解され、さらに嫌われる事態を予防することにも繋がります。

 

苦手な人でも「知りたい」という気持ちで相手の話を聞く

 

はじめから「苦手な人とは関わらない!」と決めていれば問題ありません。

しかし、もし苦手意識のある保育士さんとも人間関係を悪くせず接したいと考えている際は、相手の事を「知りたい」という気持ちでコミュニケーションを取ってみることが大切です。

 

ただでさえ、人は苦手意識を感じる相手と関わった際、「あまり話したくない」「知りたくない」という気持ちが表に出てしまいがちです。

その気持ちが、自然とコミュニケーションをとる時の足かせとなってしまうのです。

 

 

また、話をしているとき、もし相手から自発的に何か話し始めたら、最後まできちんと聞いてあげましょう。

このとき、話し相手の方を見ず、別の所に顔が向いていたり、「ふーん」と興味がない受け答えをしてしまうと、「やっぱり私の事なんかどうでもいいんだ」とガッカリさせてしまいます。

 

人の話を聞くときは、相手の方に自分の体をしっかり向けて、「うんうん」と相づちを打ちながら前向きなコミュニケーションを図りましょう。

 

仕事以外の時間・話題で人間関係を築く

最近は効率化が叫ばれるような世の中なので、仕事以外の無駄な話し合いや付き合いを拒む人も増えてきました。

 

「仕事とプライベートの人間関係は完全に分けたい!」という信念を持っているのであれば、それはそれでよいと思います。

しかし、保育園勤務中にふと時間が空いた時や、仕事が終わった後など、プライベートな時間での会話は緊張がほぐれ、お互いに親密なコミュニケーションがとりやすくなります。

 

そこで話が盛り上がったり、深い内容の会話ができると、苦手だと感じていた仕事仲間の間にも信頼関係が生まれます。

そうすれば、次の日からギスギス・ピリピリしていると思い込んでいた保育園内の職場の雰囲気が違って感じられ、仕事もやりやすくなってきます。

 

 

「特に保育士仲間と話す機会がない」

「話したいとか特別思わない」

「休みや仕事以外の時間は絶対ゆっくりしていたい」

 

 

という方は、同じ保育士仲間と一緒に話す時間や呑む機会を作ってみてはいかがでしょうか?

仕事も協力関係を結びやすくなり、その上対人スキルを磨く練習にもなって一石二鳥です。

 

保育士同士の対人関係の対策・改善方法 苦手な保育士のタイプ別編

新人保育士に厳しいベテラン保育士の対策

ベテラン保育士の中には、特に新人に厳しく、仕事ができない保育士さんに当たり散らすような人もいます。

 

「やってくれ」と言われたことをやったら「それはいい!」と怒られ、知らない業務をやれと命令された挙句「そんなこともできないのか」と叱られてしまう・・・。

 

そのような後輩に厳しい先輩保育士さんがいると、毎日保育園に行くのもおっくうになってしまいます。

 

 

そもそも、なぜ先輩保育士さんが他人に異常に厳しい性格になってしまうのかというと、過去に自分が厳しくされた経験をもとに、仕事中は滅茶苦茶に厳しく後輩の指導に当たっているケースがあります。

中には「怒られれば成長するだろう」という価値観をお持ちの社会人もいますので、指導される保育士さんとしては迷惑極まりない話です。(揉まれれば人間ある程度成長するというメリットはありますが)

 

 

一方で、厳しい保育士さんは後輩に一人前になってほしいという想いで厳しく指導にあたっていることも多いです。

そのため、無理のない範囲で厳しい保育士さんと関わる際は、「教えてもらおう」「これは試されている」という気持ちで臨んでみるのも良いでしょう。

 

 

また、仕事以外での話をする時間があれば、積極的にコミュニケーションを取ってみましょう。

プライベートでは思いのほか普通の人だったり、共通点がある人かもしれません。進行を徐々に深めていくことで、信頼関係も高まり、あなたに対する態度が和らぐことも期待できます。

 

 

ただ、あまりに理不尽なことで叱られたり、変なバツを与えられるようなことがあった場合は、同僚や他の上司・園長先生に相談してみることをおすすめします。

 

噂話が好きな同僚 陰口が好きな先輩保育士との人間関係

度を越した噂好き・悪口大好きな同僚や後輩・先輩保育士の存在は大変危険な存在です。

もし、あなたに対して悪い噂が経ったら、瞬く間に保育園全体に広がってしまいます。

そして、さらに恐れなければならないことは、あなたが発した陰口が噂好きの同僚や先輩保育士のせいであっという間に広がってしまうことです。

 

 

あなたが悪口が好きで、広めるのも大好きというのであれば、一緒になって誰かの陰口を言い続けるのも良いかもしれません。

 

しかし、同じ保育園で働き続けようと考えている場合、他人の悪口は百害あって一利なし。

軽い気持ちで発した一言が、瞬く間に広まると同時に、とてもひどい悪口の内容に変えられた結果、多くの人を傷つけることにもなりかねません。

そのため、自分から悪口になるようなことは言わない方が懸命です。

 

 

もし、

「ねえねえ、あなたはあの人のことどう思うの?」

「ちょっと感じ悪くない?あいつ」

 

と、悪口グループの保育士たちから悪口の同意を求められた時は、基本的に「よく分からない」「あの人の事はあまり知らない」と中立の立場を保っておいた方が良いでしょう。

むやみに反論や同調してしまうと、それが保育園全体の雰囲気・対人関係を悪くしてしまう原因となります。

 

立場が強い権力者 お局タイプの保育士との人間関係

 

保育士の中には、他の人がまともに文句が言えないような強い立場の「お局さん」がいます。

そのようなお局タイプの保育士と関わる際、気をつけたいのは先輩を立てる謙虚な姿勢

ただ、度を過ぎた態度は、上記でも挙げたように周囲から「私達と態度が違う」「媚びを売っている」と見なされる可能性があるため、あくまでも自分が後ろに下がり、先輩を立てるような行動をとるのがポイントです。

 

 

また、立場や発言力の強い保育士さんは、かえって他の保育士さんからの陰口・悪口の的になっていたり、タイプが異質ということで他人から嫌われたりしていることもあります。

 

そこで、こちら側から仕事の話や世間話など、積極的に話しかけてみましょう。キツそうな性格に見える保育士さんも、好意的に話しかけられる事が心底嬉しかったりします。

お局タイプの保育士さんは、見た目はキツく見えても、交流を重ねることで徐々にかわいがられるようになったり、認められ、信頼されれば好意的に接してくれるようになります。

 

生意気で社会を知らない年下保育士の対人関係

まだまだ新人気分が抜けず、生意気で社会を知らないような後輩の年下保育士がいると、先輩保育士としては困りものです。

 

遅刻常習犯だったり、保育士とは思えないような派手な服装で、保育の仕事では文句ばかり言う。

そんな新人保育士・年下保育士と関わる際は、子供を預ける親御さんの立場に立って仕事ができているのか?保育士としての自覚を問い正してみるとよいでしょう。

 

 

ただ、注意をする際は、長時間ネチネチ責めないよう簡潔に注意する必要があります。

クドクド長時間注意していると、次第に普段の不満が爆発してきて、感情論になってしまいがちです。

これでは、長時間拘束されたように感じた後輩保育士が、「あの人怖い」「避けるべき要注意人物」「関わるの嫌だな」と、あなたの事を誤解してしまいます。

 

あまり気を張らず、悪い事をした際はその都度あっさり注意するくらいの気持ちで心がけましょう。

 

 

また、後輩の年下保育士との関係を良好に保つためにも、日頃からコミュニケーションを取っておくことが重要です。

先に述べましたように、仕事以外の話でも、積極的に交流を重ねることで、後輩からも「話しやすい人」と信頼されるようになります。

 

ある程度信頼された後と、そうでないときとでは、やはり注意したときの反応も変わります。

 

 

あと、注意した点が少しでも改善されたように見えたら、すぐに褒めてあげましょう。

怒られてばかりだとつらいですが、先輩に褒められるとうれしかったのは、あなたも同じだったのではないでしょうか?

注意も大切ですが、後輩保育士の行動を褒めることで信頼を深めることも、同じくらい重要です。

 

(参考:人間関係に悩む保育士 保育園内のいじめと職場環境の上下関係が辛い

 

「保育士が苦しいのは当たり前」な時代はもう終わったって知ってます?保育士も二極化の時代に乗り遅れるな!

これまで「保育士が[キツイ・汚い・安い]の三重苦の仕事なのは当たり前」と見られる風潮がありましたが、すでに保育業界も二極化の時代に突入しています。

もう少し詳しく言うと、「辛くて給料安いのは当たり前だから」と当然のように保育士の待遇が悪いままにしている保育施設と、「働く環境を整えなければ、将来のための良い保育も出来ないし、保育士も育たない!」と考え、積極的に待遇改善へと動く事業者に分かれてきているのです。

保育園も、内外両方から見て魅力ある「本物の保育所」だけが選ばれる時代がやってきているのです。

この流れは今後ますます強くなっていくことは明白です。

つまり、あなたが今、自分の待遇や職場環境に大きな不満があっても、その場にとどまり続けていては、苦しい状況はずっと続くのです。

一方で、就職で良い職場に入れた保育士さんや、自分に合う保育所を探している人には、明るい未来を掴み取る可能性があります。

 

もし、あなたが今の環境に不満を持っていたり、これから保育士になろうと考えているのであれば、真剣に自分にマッチした保育士求人を探してみてはいかがでしょうか?

他の保育所に転職して、余裕を持って働いている保育士さんも大勢います。

あなたのちょっとした行動一つが、あなた自身の人生を大きく変えるキッカケとなるかもしれません。

保育士求人の現状と転職業界の真実(現役保育者・保育士になりたい人へ)

「ブランクあるけど保育士に復職したい!保育園復帰の悩みと再就職事情」

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